看護師がホワイトな職場を見極める方法!【現役看護師が体験談から解説】

きなりん ブラック病院には気をつけろ!看護師転職で失敗しないコツ
お悩みナース

「転職先がブラックな勤務先だったらどうしよう‥」

次こそはホワイトな職場に転職したい。

ブラックな病院が嫌で転職するのに、転職先がまたブラックだったらどうしようと心配になりませんか?


看護師の職場は、環境が整ってないところもあり、サービス残業やパワハラに苦しめられている方も多いです。

きなりん

せっかく頑張って転職をするなら、今よりも良い環境で働きたい!と思うのが当然ですよね。

看護師が転職先を決める際には、ホワイトな勤務先の見極め方と、ブラックな勤務先を見分けるポイントをおさえておく必要があります。

この記事を読むと、ブラックな勤務先の見極め方と、ホワイトな勤務先をみつけるポイントについて分かるようになり、ブラックな勤務先にあたってしまう可能性をグンと減らせると思います。

きなりん


「頑張って転職して本当に良かった!」と思えるよう、ぜひ最後までご覧ください。

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目次

ブラックな勤務先の見極め方

まずはブラックな勤務先の見極め方について説明します。
転職したら大変になってしまう、ブラックな勤務先の見極め方は、大きく3つあります。

1.常に人手不足で有休もとれない

ブラックな勤務先の見極め方の1つ目は
「常に人手不足で有休もとれない」ところです。

人手不足になるということは、雇用条件が悪く、辞めてしまう人が後をたたない勤務先の可能性が高いです。
求人を探す時は、1年中求人がでていないか、パートの募集人数がやたらと多くないか、を注意しましょう。


その理由は、1年中求人を募集しているところは、慢性的に人手不足になっているからです。そしてパートの募集が多いところは「夜勤ができなくても、とにかく人が欲しい」という場合が多いからです。

また人手不足のところは有給取得率も低い場合が多いです。
有休は本来なら希望した時にいつでもとれるはずのもの。
それなのに勤務する人数の都合や、勤務先の良くない伝統で休暇を取得することができず、有休がどんどん消えていく‥という勤務先も少なくありません。


ただでさえ過酷な勤務なのに、充分なお休みがないと疲弊していくのは目に見えています。
有給取得率が5割を越えていれば、まずまず休暇をとりやすい勤務先といえるので、参考にしてみて下さいね。

また、年間の休みが110日以下の職場にも気を付けましょう。

きなりん

看護協会の調査では、年間の休みが110日以下の病院は全体の18%程度しかなく、人手不足でブラックな病院であることはほぼ間違いないでしょう。

2.教育体制が整っていない

ブラックな勤務先の見極め方の2つ目は
「教育体制が整っていない」ところです。

教育体制が整っておらずマニュアルなどもない場合は、勤続年数が長い人が権力を持ち、独自ルールが横行するなど、労働環境や人間関係に問題のある場合が多いです。
経験豊富な看護師であれば、やっていけるかもしれません。
それでも勤務先が変われば学ぶことはたくさんあるので、仕事を全く教えてもらえない‥となると誰でも困りますよね。
初めての転職の場合は、特に教育体制が整っているかチェックしましょう。
求人が「経験者のみ募集!」なんてところも即戦力が足りておらず、教育体制が整っていない可能性が高いので要注意です。

3.残業申請のシステムが確立されていない

ブラックな勤務先の見極め方の3つ目は
「残業申請のシステムが確立されていない」ところです。

ブラックな勤務先のひとつに残業申請が通らず、サービス残業が多いということがあります。
たとえば「タイムカード制で15分単位で時間通りに入力できる」ところは、サービス残業になりにくいですよね。
反対に「タイムカードもなく上司へ申請して、許可された場合のみ、残業代が支払われる」というところは危険です。


「今は自分のために学ぶ時期だから」と言われたり「残業になったのはあなたの効率が悪かったのでは」と言われて、サービス残業になる可能性があります。


また処置や入院を受けていた分は残業とみなすけど、記録の時間は残業代とみなさないなど、無茶を言われるケースもあるので気を付けたいですね。

残業の扱い方は職員の扱い方に比例すると思います。
残業申請をしやすくしてくれたり、残業やサービス残業をなくす努力をしてくれたりする職場は、職員を大切にしてくれる傾向にあります。
そのため、転職先の残業申請のシステムについても、確認しておきましょう。

まとめると、ブラックな勤務先の見極め方は「常に人手不足で有休もとれない」「教育体制が整っていない」「残業申請のシステムが確立されていない」の3つです。

きなりん

挙げればきりがないくらいありますが、この3つは必ずおさえておいてください。

ホワイトな勤務先を見分けるポイント


次に良い勤務先を見分けるポイントについて説明します。
「ここに転職できて良かった!」と思えるような、ワンランク上の良い勤務先の見分け方には、3つのポイントがあります。

1.看護師の表情が明るく、身だしなみが整っている


良い勤務先の1つ目のポイントは
「看護師の表情が明るく、身だしなみが整っている」ところです。

良い勤務先のポイントなのですが、
実際に働いている看護師がいきいきとしている
これが一番大事なのかなと思っています。

あいさつもなく暗い表情をしている、ということは、それだけ激務でストレスが多い職場で、いじめなどもおこりやすい環境である可能性があります。

看護師の身だしなみが整っていないということに関しては、髪の毛が乱れている化粧直しができていない顔色が悪い看護師が多い場合、身なりにかまう余裕がなく、それを指摘できる人もいない、という状態が考えられます。
看護師自身がしんどいと、患者さんに良い看護も提供できませんし、余裕がなくなって家族の前でも笑顔で居られませんよね。

以上のことから、看護師が自分の身だしなみに気遣えて、表情も明るいところは、人間関係もよく、職場環境が整っているところが多いと言えます
そのため、転職の際は職場見学をお願いして、実際に働いている看護師をよく観察してみましょう

表情や身だしなみというのは個人差がありますし、職場全体を評価するには少し抽象的な気がします。しかし、なんとなく感じる印象というのは軽視しないでください。

きなりん

見学時に違和感を感じた時は、その直感を信じたほうがいい場合が多いです。

聞いていた話と何か違うと脳が知らせてくれていると考え、違うと感じた部分は入職を決める前にしっかり確認するようにしましょう。

2.研修会や病棟会の手当がつく

良い勤務先の2つ目のポイントは
「研修会や病棟会の手当がつく」ところです。

良い勤務先であれば、研修や病棟会などを勤務時間内とみなしてくれます。
たとえば研修や勉強会は、勤務時間内に行い、残業しなくて良いようにしてくれる所は、良い勤務先と言えます。
そういう勤務先は、やむをえず時間外や休日に勉強会を行う場合も、残業代や研修手当もきちんとだしてくれます。

ブラックな勤務先では、休日の病棟会や勉強会に手当がでない上に、夜勤明けや休みの日でも強制参加を強いられる‥なんていうところもあるようです。

きなりん

研修や病棟会を業務とみなし、なるべく残業をしなくて良いようにシステム化しているところは、看護師のワーク・ライフ・バランスを大切にしていると言えるので、ホワイトな勤務先である可能性が高くなるのです。

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3.掃除が行き届き、清潔感がある

良い勤務先の3つ目のポイントは
「掃除が行き届き、清潔感がある」ところです。
掃除が行き届かないのは、それだけ清掃員や看護助手を充分に配置する余裕がない、看護師の業務が増えやすい勤務先と言えます。
環境整備がきちんとできる看護師が多いところは、業務中に環境に気を配る心の余裕があり、看護の質も高くなりやすいですよね。

施設内の清掃がきちんとできている所は、看護助手や医療事務などの職員も手厚く配置しており、働きやすい環境にしているところが多いのです。
看護助手が充分に配置されていると、清拭やオムツ交換も手伝ってもらえるので、腰痛など起こすリスクも減らせますよね。
見落としがちですが、このような細かいところも確認することで、良い勤務先を選び抜くことができますよ。

まとめると、良い勤務先の見分け方のポイントは、「看護師の表情が明るく、身だしなみが整っている」「研修会や病棟会の手当がつく」「掃除が行き届き、清潔感がある」の3つです。

しかし、これらの方法では、本当にホワイトな勤務先を見つけることができるのでしょうか?

実は、看護師転職には、あまり意識されていない驚愕の事実があります。

それは医師との関係性は、看護師転職でホワイト度を見極める上で大切な要素だということです。

医師との関係性が良好であれば、看護師は仕事にやりがいを感じやすく、ストレスも少なくなります。

逆に、医師との関係性が悪ければ、看護師は仕事に不満を抱きやすく、精神的にも肉体的にも消耗してしまいます。
医師との関係性は、看護師の仕事環境や働き方に大きな影響を与える要素なのです。

では、医師との関係性が良い勤務先を探すにはどうすればいいのでしょうか?

その答えは、医師が看護師に対して敬意を持っているかどうかを見極めることです

敬意を持っている医師は、看護師の意見や提案を尊重し、コミュニケーションも円滑に行います。
敬意を持っていない医師は、看護師の専門性や能力を軽視し、命令や指示だけを与えます。

では、医師が看護師に対して敬意を持っているかどうかを見極める方法は何でしょうか?

その方法は、医師が看護師に対してどんな言葉遣いや態度を取っているかを観察することです

言葉遣いや態度には、医師の考え方や価値観が反映されます。敬意を持っている医師は、看護師に対して丁寧な言葉遣いや礼儀正しい態度を取ります。敬意を持っていない医師は、看護師に対して高圧的な言葉遣いや無礼な態度を取ります。

ホワイトな勤務先を探す方法

看護師転職の際に、ホワイトな勤務先を探す方法は、一般的には以下のようなものがあります。

  • 看護師専門の転職サイトやエージェントを利用する
  • 看護師の口コミや評判を調べる
  • 勤務条件や福利厚生などを比較する
  • 面接や見学などで職場の雰囲気や人間関係を確認する

ひとつずつ説明していきます。

看護師専門の転職サイトやエージェントを利用する

看護師の転職には、専門知識や経験が必要な場合が多いので、看護師に特化した転職サイトやエージェントを利用すると、効率的にホワイトな勤務先を探すことができます

転職サイトやエージェントには、看護師の求人情報や勤務条件、福利厚生などを詳しく知ることができるほか、転職相談や面接対策などのサポートも受けられます。

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また、非公開求人や紹介予定派遣など、一般には公開されていない求人も紹介してもらえる場合があります。

これらの求人は、競争率が低く、待遇や環境が良いことが多いです。

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看護師の転職は、「自分に合った職場や条件を見つける」というのがとても難しいものです。

そんな時におすすめなのが、レバウェル看護 です。

レバウェル看護 は、無理に転職を勧めない、希望に合った転職先を紹介してくれるサービスです。

その理由は、以下の5つのポイントにあります。

  1. 全国対応:全国各地に支店があるので、どこに住んでいても利用できます。地元の求人情報や移住支援もあります。
  2. 24時間電話対応:看護師さんの生活に合わせて、いつでも相談できます。夜勤や休日も気軽に電話できます。
  3. 業界最大級の登録数:累計年間登録数は11万人以上!多くの看護師さんが信頼しています。
  4. キャリアコンサルタント:医療業界を熟知したキャリアコンサルタントが、素早く丁寧に対応してくれます。
    ①無理に転職を勧めることはしない。
    ②常に業界の情報をキャッチアップし、看護師さんの人生が少しでも良くなるように考えて対応します。
    ③もちろん給与などの条件交渉も行います。
    と方針を公言しています。
  5. 地域密着型:各地域ごとに専任のコンサルタントがいることで、地域密着型の提案をしてくれます。
    実際に医療機関に足を運び、電話だけでは得られない職場の状況を踏まえた提案をしてくれます。
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ナース人材バンクは、以下の4つの理由で多くの看護師さんに選ばれています。

  1. 職場の情報に詳しい:ナース人材バンクは、国内最大級の看護師さんの転職支援サービスです。
    全国15拠点で展開しているため、全国の医療機関の情報を豊富に持っています。実際に現場を訪問して、雰囲気や待遇などを確認してるので希望に合った転職先を紹介できます。
  2. 希望に沿った転職先を紹介:ナース人材バンクは、看護師さんの希望や条件をしっかりとヒアリングします。その上で、最適な転職先を紹介してくれます。
    無理に転職を勧めることはありません。看護師さんのキャリアプランやライフスタイルに合わせて、提案してくれます。
  3. 条件交渉もお任せ:ナース人材バンクは、マザーズ上場の安心企業が運営している企業です。
    転職者さんの大変な条件交渉は、プロの転職コンサルタントにお任せ。給与や勤務時間、休日など、希望条件に沿えるように交渉してくれます。
  4. 年間利用者10万人以上:ナース人材バンクは、年間利用者10万人以上の看護師さんが利用する転職支援サービスです。多くの看護師さんが信頼しています。
    また、リピーターも多く、再び転職を考えた時にも利用する方が多いです。

ナース人材バンクは、これらの理由でリピーターが多い信頼できる看護師転職サービスです。

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看護師の口コミや評判を調べる

ホワイトな勤務先を探すには、実際にその職場で働いているか働いたことがある看護師の口コミや評判を調べることも有効です。
口コミや評判を調べる方法としては、SNSや看護師の口コミサイト、知り合いの看護師などを通して調べることができます。

口コミや評判では、職場の雰囲気や人間関係、残業や休暇など、求人情報だけでは分からないリアルな情報を得ることができます。
ただし、口コミや評判は個人的な感想や主観的な意見も含まれるので、参考程度にして、自分で確かめることも忘れないようにしましょう。

面接や見学などで職場の雰囲気や人間関係を確認する

ホワイトな勤務先を探すには、面接や見学などで直接職場に足を運んで、職場の雰囲気や人間関係を確認することも重要です
面接や見学では、自分が働く可能性のある病棟や部署を見学したり、現場の看護師と話したりすることができます。

その際には、看護師の表情や身だしなみ、挨拶や声かけなどに注目してみましょう。これらは職場の雰囲気や人間関係を表す指標となります。

また、面接官や上司に対しても、教育体制や残業申請のシステムなどについて質問してみましょう。これらはブラックかホワイトかを見極めるポイントとなります。

ブラック病院に転職してしまい、転職に失敗したと思ってしまう原因は、ブラック病院を見極められなかったという事もありますが、施設の情報収集不足、求人情報の分析不足、自己分析が不足していたため希望条件を絞り込めなかったということも多いです。
例えば家から近いだけで決めてしまった、出産後のことまで考えて情報収集していなかったなどです。


転職サイトを利用する場合も、自分で転職先を探す場合も、自ら職場に足を運んで見学して情報収集したり、自分の希望をはっきりさせた上でたくさんの職場の中から絞り込むことをしっかりやることが大切です。

見学したい旨を、エージェントに相談するとセッティングしてくれます。


実際に自分の目で確認して、肌で感じることが、ブラック病院を避け、転職を成功させるコツです。


自分でたくさんの情報を調べたり絞り込んだりする事は大変な作業なので、転職サイトの人にうまく助けてもらえるようにするといいですね。

「仕事が楽しい、看護師をずっと続けたい」と思えるようなホワイトな勤務先を、みなさんがみつけられることを願っています。

動画で見たい方は、こちらをご覧ください▼

まとめ

ここまでブラックな勤務先の見極め方と、良い勤務先の見分け方についてお話してきました。

ブラックな勤務先を見極めるためには事前のリサーチも重要になります。
リサーチの方法としては、SNSや看護師の口コミサイト、ハローワークの求人票や、転職サイトのアドバイザーから入手する、などの方法があります。

SNSや看護師の口コミサイトを利用すると、職場の人間関係や雰囲気など、リアルな声をきけるので便利です。
ただし、匿名で書きこめるので、勤務先への不満や愚痴など、悪いことの方が書かれやすいということを知ったうえで利用しましょう。

転職サイトのアドバイザーからは、自分では調べにくい離職率や、内部の人間関係、残業のシステムについても聞くことができます。

離職率が高かったり、悪い口コミが多い勤務先は避けるようにして、良い勤務先を見分けていきましょう。

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病院やクリニックから、看護師として働くことができる情報が多数掲載されています。

病院の詳しい情報がわかることが特徴です😊

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この記事を書いた人

きなりんのアバター きなりん フリーランス看護師

看護師 2児の母 
看護学校卒業後 呼吸器内科と循環器内科に8年在籍 在籍中に呼吸療法認定士を取得。
他に消化器内科、脳外科、透析室、心臓カテーテル室、内視鏡室の経験あり。
2人目の育休復帰後、仕事と子育ての両立ができず長年勤めた総合病院のフルタイムを辞め、個人事業主、フリーランス看護師に転身し、子育ての仕事の両立を実現している。

ブログ運営、看護師バイト、YMAA認証ライター取得し看護師ライター、セミナー司会、YouTubeなどで活動中。

看護師だって結婚もするし子育てもする。
「看護師は自由に働ける」をコンセプトに「看護師の自由な働き方」を広める活動をしている。

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