トラベルナースに資格はいる?給料ってどのくらい?トラベルナースになる方法

トラベルナースに資格はいる?給料ってどのくらい?トラベルナースになる方法

長年、一つの病院に終身雇用されることが正義とされていた看護師の時代についに終止符が打たれる時が来ました!

看護師は、その個々の知識や技術で病院に必要とされ、看護師が所属する場所を選べる時代

看護師には、トラベルナースという働き方があります。

この記事を読むと、そのトラベルナースのなり方と、トラベルナースになるのに必要な資格、トラベルナースの給料についてわかります。

目次

トラベルナースとは?資格はいる?

トラベルナースとはどんな働き方なんでしょうか?

ドラマ見を観てるとプロフェッショナルしかできなそうだけど、資格はいるのか?など説明していきます。

トラベルナースとは?

トラベルナースとは、短期間、高給与で全国各地の病院で勤務する看護師のこと

雇用形態は契約社員が殆どで、非常勤の場合もあります。いずれにしても、雇用主は勤務先の施設になります。

看護師不足への対応のひとつとして生まれた働き方で、応援ナース応援看護師とも呼ばれています。

求人によっては、就業期間の延長や正社員への転職も可能です。

トラベルナースと言っても、転居を伴わない首都圏・都市圏の求人も沢山あります。

きなりん

こういう働き方は、気に入らない場所だったら6か月ですぐ立ち去ることができるし、逆に気に入った場所だったら長くとどまることができるのがメリットですよね。(契約延長できない場合もあります)

トラベルナースに資格はいるの?

トラベルナースになるためにいる資格は、看護師免許だけで他に資格は特に必要ありません

アメリカでは全看護師の10%を占める40万人のトラベルナースが存在し、メジャーとなりつつあります。

もともとは、看護師の人手不足解消のために作られた制度です。

アメリカのトラベルナースは、専門性を求められるため、ACLSなどの資格がないとなかなかなれません。

アメリカでは看護師のスキルが高い人だけがトラベルナースになれる現状があるようです。

しかし日本では、まだトラベルナースがメジャーではないため、トラベルナースへのハードルはそれほど高くはありませんん。

今がチャレンジのチャンスかもしれませんね!

スーツケースひとつを手にいろんな街を渡り歩き、看護に従事するトラベルナース。

かっこいいですよね!

きなりん

日本では看護師免許をもっているあなたなら、すぐにでもトラベルナースになれます。

ぴょん

そうなの?トラベルナース憧れる!明日も嫌な人と働かなきゃいけないと思うと、もうどこか遠くに行っちゃいたいよー💦

トラベルナースの給料は?

即戦力採用ということもあり、他の働き方に比べて高待遇なのもトラベルナースの特徴。

エリアによっては月45万円以上も可能です!

特に緊急トラベルナースの求人は月給65万円以上という求人もあり、6か月勤務なら全部で390万円です。

きなりん

看護師の平均年収は約490万円なので、計算上は1年間で2か所でトラベルナースをすれば年収1200万円ということになり、ゆうに看護師の平均年数を超えますね。

ぴょん

週の勤務時間などの加入条件を満たせば、雇用保険・労災保険・健康保険料・厚生年金などの社会保険に加入できるよ。

さらに、希望により家具家電付きの住むところが完備されており引っ越し代も支給されるので、転居にかかる費用は負担される求人もあります(寮費などはかかります)ので、勤務地から遠い場合は求人サイトの方と相談してみましょう。

きなりん

私はディズニーランドの近くで働いて、毎日仕事終わりにディズニーランドに行きたいなー。

ぴょん

求人サイトで相談すればそういう求人もあるかも!

>求人数豊富な「マイナビ看護師」に相談してみる

トラベルナースがおすすめな人

きなりん

トラベルナースをおすすめする人はこんな人です。

「新しい看護領域にチャレンジしてみたい」
「来期の就職は決まっているがその前に期間限定で働きたい」
「仕事をしながら毎日のように、観光やレジャーを楽しみたい」
「いろんな土地で働いてみたい」
「本格的な復職の前に少し働いておきたい」
「その地域の医療機関を応援したい」
「目的があって短期間で稼ぎたい」

独身で身軽な人や、子育てをひと段落終えて夫婦でいろんな土地に行ってみたい人、家族でいろんな土地に住んでみたい人などがおすすめかもしれません。

トラベルナースのデメリット

トラベルナースのデメリットを紹介していきます。

基本的に有給休暇は発生しない

トラベルナース勤務期間は、最長で6か月間です。

労働基準法では、「6か月間継続して勤務した後に有給休暇が付与される」と定められているため、トラベルナース勤務中は有給休暇が発生しないのです。

契約を更新して6ヶ月を超えて勤務する場合には有給休暇が付与されるケースもあります。

即戦力が求められる

トラベルナースになるには、看護師としての臨床経験3年以上が目安となります。
エリアや勤務先にもよりますが、目安としては3年以上の臨床経験があれば問題ありません。

案件によっては臨床経験2年以上あればいいものもあります。

もし経験が足りないと思っても、求人サイトのアドバイザーさんに相談すれば経験値に合った勤務先を紹介してくれるので、気軽に相談してみてください。

サポート充実、相談すれば解決方法を一緒に考えてくれるマイナビ看護師

トラベルナースになるには?

看護師免許があるあなたなら、こちらの看護師求人サイトに登録するだけで、あなたもすぐにトラベルナースになれます

日本では特に資格は必要なく、トラベルナースになれます。

マイナビ看護師

マイナビ看護師のトラベルナースは都市部・沖縄離島・北海道などが主な勤務地です。


スキースノボー・サーフィンなどの趣味があり、いつかゲレンデや海の近くに住んでみたい!なんて願望がある人におすすめな働き方です。

求人を見ると、日勤のみ可だったり、未経験やブランク歓迎の求人があったり、残業月10時間未満の求人があったりと好条件のところも多いです。

勤務する期間は原則6ヶ月。契約期間終了後は、勤務先と相談の上で期間を延長したり、常勤看護師として勤務したり、別の病院でトラベルナース勤務をしたり、働き方はいろいろです。

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ナースパワー人材センター

ナースパワー人材センターの『応援ナース』という制度があり多くの看護師さんから大好評となっている制度です。

やはりナース人材センターのトラベルナースも都市部・沖縄離島・北海道などが主な勤務地です。

この制度は6ヶ月の期限付き雇用契約で都市圏の場合、月収45万円が保証されるといった制度で毎年2000名以上の看護師がこの制度に参加しています。

ナースパワー人材センター
\6か月短期で離島や沖縄、北海道などに「応援ナース」としてお手伝い/

/都市圏の場合月収45万円保証の独自の雇用契約\

MCナースネット

【MC-ナースネット】は、単発バイト、スポットバイト、派遣、パートの求人に強い看護師派遣会社です。

MCナースネットにも応援ナースの求人があります。

MCナースネットの応援ナース求人は、非常勤・パート・派遣・紹介予定派遣など、様々な雇用形態があります。

働き方も週2日から、午前中だけなど柔軟性に富んでいます。

給料は時給換算のところも多いです。

簡単1分で無料登録

看護師求人サイトは2つ以上登録することをおすすめします

応援ナースは3~6か月単位で赴任先が変わります。

次の求人に応募するにも、求人サイトを何社か登録しておいて探す方が求人数が増え、探しやすいです。

そのため、2つ以上の求人サイトに登録しておくといいと思います。

トラベルナースになれる看護師支援サイトはこの3つ

原則6か月、期間限定でトラベルナースになる(終わったらまた次の地域へいくこともできる)


マイナビ看護師


3~6か月の期間限定契約で契約社員として働きながら応援ナースとしてトラベルナースになる

ナースパワー人材センター

看護師単発バイト、派遣、非常勤で全国好きな時間と場所でトラベルナースとして働く

【MC-ナースネット】

応援ナースの実態

応援ナースの実態として、体験談を調べてみるとこんな声がありました。

人員不足で大変

看護師不足の土地に派遣されることが多いため、人員が不足していて業務が大変だったという体験談がありました。

即戦力が求められ、ある程度できると判断されると任せられることが多くなる場合もあるかもしれません。

期限付きだから頑張れるという声もありました。

好きな場所だから忙しくても頑張れる

都会に憧れていた人が都会暮らしを満喫できたり、ディズニーランド好きな人がプライベートでディズニーランドを満喫できたりするのがトラベルナースの魅力。

好きな場所だから忙しくても頑張れるというのは確かにありますね。

実は出会いの場になることも

恋人ができた!友達ができた!という体験談がたくさんありました。

知らない土地に働きに行くと、新しい出会いがありますよね!

かけがえのないパートナーや友達に巡り合えるかもしれません。

看護師の働き方は多様化している「フリーランス看護師」

とりあえず新人で病院に就職し、その病院に定年まで所属するというのがこれまでのスタンダードでしたが、近年看護師の働き方は多様化しています。

具体的には看護師の単発のアルバイトや非常勤やパートを組み合わせたり、時にはライターなどの看護師以外の仕事を組み合わせて、自分に無理のない働き方をする看護師の働き方です。

これは「フリーランス看護師」という、看護師の資格を活かして1つの職場や病院に縛られることなく、働く時間や場所を自由に決めて複数の職場で個人で直接契約、または転職サイトを通して業務委託されて働く「新しい看護師の働き方」です。

「フリーランス看護師」は最近メディアなどで取り上げられ人気急上昇中の看護師の働き方です。昔からの1つの病院で正社員で定年まで働く過酷な働き方ではなく、正社員だけに縛られず自分のスキルや知識を活かして身体的にも肉体的にもストレスがないように柔軟に働く、新しい働き方です。

仕事より子供優先で働きたいママナースさんや、場所や組織・人間関係などのいろんなわずらわしさから解放されたい看護師さん、年齢が上がってきて体力的に無理がきかなくなってきた看護師さんにおすすめの働き方です。

興味のある方はチェックしてみて下さい↓/

まとめ

日本ではトラベルナースになるのに資格はいりません。

ある程度の臨床経験があれば参加可能です。

自分のスキルに自信がなくても、看護師求人サイトのアドバイザーに相談すれば、行けそうな職場を紹介してくれますし、サポートもしてくれます。

新しい働き方「トラベルナース」でリフレッシュしたり、新しい友達やお仕事と巡り合えるかもしれないと思うとワクワクしますね。

トランク1つで自分の技術だけを武器に、いろんな場所で活躍するトラベルナース。

トラベルナースに憧れる方や、人間関係や組織のしがらみにうんざりしている人は、ぜひ新しい環境で働いてみて下さい。

つらい職場で我慢して働いているなら、人生もったいない!

変化は行動した人にだけに与えられますよ😊

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この記事を書いた人

きなりんのアバター きなりん フリーランス看護師

看護師 2児の母 
看護学校卒業後 呼吸器内科と循環器内科に8年在籍 在籍中に呼吸療法認定士を取得。
他に消化器内科、脳外科、透析室、心臓カテーテル室、内視鏡室の経験あり。
2人目の育休復帰後、仕事と子育ての両立ができず長年勤めた総合病院のフルタイムを辞め、個人事業主、フリーランス看護師に転身し、子育ての仕事の両立を実現している。

ブログ運営、看護師バイト、YMAA認証ライター取得し看護師ライター、セミナー司会、YouTubeなどで活動中。

看護師だって結婚もするし子育てもする。
「看護師は自由に働ける」をコンセプトに「看護師の自由な働き方」を広める活動をしている。

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